永田萠先生の講演会&サイン会

2012年12月9日、広島県立美術館で開催された永田萌先生の講演会とサイン会に行きました。

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当日の広島は珍しく12月初旬というのに雪も降りとても寒い1日でした。

永田先生の講演会は広島県立美術館地下の講堂で行われました。

寒い日にも関わらず、私が30分ほど前に会場に行ってみた時はすでにたくさんの人で会場は埋め尽くされ、すごい熱気でした。

女性ばかりかな、と思っていたら思いの外男性も多く、年齢もさまざまで永田先生が男女年齢を問わず、誰からも愛される存在であることを再認識しました。

さて、この日の講演会ではイラストレーションとタブローの違いにはじまり、永田先生が何故イラストレーターになったのか、兵庫県で育った子供の頃のこと、ご両親の教育方針、イラストレーターになってからのご苦労された日々、(私も好きな)いわさきちひろ様のこと、作品のこと、など さまざまなお話をテンポよくお話くださいました。

永田先生って、お話の内容もとても素敵なのですが、声も本当にお優しい声で、どんどん引き込まれていくんですよね。

そうそう「カラーインクの魔術師」という呼び名(?)はあの「アンパンマン」で知られる絵本作家:やなせたかし氏につけられたのだそうです。やなせたかし氏は永田先生が独立されてからの師なのだとか。

私が永田先生のイラストに出会ったのは、もうどれくら前だったか・・・

まだ携帯もネットもなかった頃、普段会わないお友達には手紙を普通に書いていました。その頃コクヨの便せんでいわさきちひろさんと永田先生のイラストのものが一番のお気に入りで、確かその頃から永田先生の世界に魅了されていったのだと思います。

講演会は2部構成になっていて、前半は永田先生のお話、後半は先生の作品のスライドを観ながらのお話でした。あっという間の1.5時間で、とても温かい気持ちになれました。

実はそれからが大変!

講演会場の奥の方にいた私は、サイン会の整理券をもらうため、広い美術館を猛ダッシュで走りで走りました。

何年ぶりかで走ったので心臓はバクバク。それでも走った甲斐あって、無事整理券をいただくことができたのです。なんと55番。先着60名だったので、ぎりぎりといった感じです。 :lol:

その後、3階のティールーム「徒夢創家」で、今回の永田萠展のオリジナルメニュー「苺とベリーのムースケーキセット」を食べました。お昼を食べていなかったのでパンも。

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ケーキは甘過ぎずおいしかったです。

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今回の永田萠展は同日の再入場が可能になっています。会場入り口の受付の人に再入場したいことを伝えるとスタンプをおしてくれるので、ちょっと疲れたな~と思ったら、ケーキを食べてから再入場というのもよいです。

3階の「徒夢創家」は縮景園を上から見ることができ、なかなかよい眺めです。

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サイン会はすごい人気で、整理券がもらえなかった人も多かったようですが、次回は1月5日。と思っていたら、なんと永田先生の追加の来広が決まり、イベントも追加になりました。すごいです。何度も足を運んでくださる永田先生に感謝・感謝です。 :-o

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永田先生は1枚1枚にとても丁寧にサインをしてくださいます。ひとりひとりにお声をかけてくださって、握手や写真も快く引き受けてくださいました。

本当に素敵な素敵な女性です。

今後のイベントはこちら。《広島県立美術館のホームページより》

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【永田萠展】熱~い声援にお応えして・・・追加で豪華イベント決定!!
先日の講演会、サイン会などたくさんのお客様にご参加いただきありがとうございました。(サイン会につきましては、すべてのお客さまに対応することができず申し訳ありませんでした。)このたび、皆様からの熱い声援にお応えして、追加イベントを開催したします。ぜひ、ご参加ください。

●永田萠が読む、永田萠の絵本~永田萠からのプレゼント♪
日時:12月24日(月・祝)11:00-12:00(開場30分前)
会場:地階講堂
読み手:永田萠(イラストレーター・絵本作家)
※聴講無料、事前申し込み不要(先着200名)

●対談・永田萠×越智裕二郎「永田萠の制作の秘密に迫る!」
日時:1月6日(日)11:00-12:15(開場30分前)
会場:地階講堂
出演:永田萠(イラストレーター・絵本作家)、越智裕二郎(当館館長)
※聴講無料、事前申し込み不要(先着200名)

●サイン会
日時:12月24日(月・祝)13:30-、1月5日(土)14:30-、1月6日(日)13:30-
会場:1階ロビー
※当日先着60名。各日30分前から1階ロビーにて整理券をお渡しします。ご購入いただきました書籍、複製画にサインをします(お一人様1回)。

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永田先生のご好意に感謝するとともに、イベントに参加の時にはマナーは守りたいものだと思います。

先日のサイン会の時、定員オーバーとなった方が美術館のスタッフに文句を言ったり、永田先生に直談判(整理券もなし)で閉館時間の迫っている中、サイン対象商品でないものにサインをしていただいている姿がありました。

その方達が必ず言うのが「子供のために」。だけど連れているお子さんは小さくて作品が大好きでも作家さんのこととかまだ理解できているようには思えません。

ルールを無視して子供をダシに使うのは、その子供の教育にもよくないかと思います。

気持ちも分かるのですが、見ていてとても見苦しい光景でした。


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